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不動産売却の一般的な流れ

不動産売却は人生でそう何度も経験することではないため、どう進めていったらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。こちらでは、倉敷市の株式会社エフ・カンパニーが不動産売却の一般的な流れについてご説明しています。ぜひご参考ください。

STEP1情報収集

まずは売却しようと思っている物件は実際どれくらいで売れるのか、ということを知っておきましょう。おおよその相場を知っておくことで、後々不動産会社が算出した査定が妥当であるかの判断材料になります。

おおよその相場は、同じ地域で間取りが似ている物件の売却価格をインターネットや情報誌、チラシで探すことで把握できます。また、複数の不動産会社に簡易査定を依頼して相場目安を確認してもよいでしょう。

STEP2査定依頼

不動産査定には、物件情報や周辺地域の相場などをもとに算出する簡易査定と、実際に現地調査を行って算出する訪問査定があります。簡易査定は相場を知るにはよいですが、実際の査定額と大きな差が出てしまうことがあります。正確な査定額を知るには、訪問査定をしたほうがよいでしょう。

また、不動産査定は、複数の不動産会社に依頼しましょう。複数の会社に依頼することで平均的な価格を知ることができ、どの会社に実際の売却活動を依頼すべきか比較検討することができます。

STEP3媒介契約締結

不動産の売却を不動産会社に依頼する場合、媒介契約の締結が法律で義務づけられています(宅地建物取引業法第34条の2)。媒介契約とは、売り主が不動産会社に依頼する内容や仲介手数料などについて書面で明確にするためのものです。媒介契約を結ぶことで、仲介業務に関するトラブルを未然に防ぐことができます。

また、媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があり、ご自分で選択することができます。どの媒介契約を選ぶかによって売却の手法そのものが変わりますので、慎重に検討しましょう。

STEP4売却活動開始

不動産会社が自社ホームページへの掲載や、新聞やチラシなど各種広告媒体への掲載、REINS(レインズ) への登録などを行い、宣伝活動を始めます。

買い手希望者から問い合わせがあったら、内覧を行います。内覧時に好印象を持ってもらえるよう、清掃や整理整頓などはしっかりしておきましょう。また、売却活動が長引いている場合には、売却価格や条件の変更を検討します。

STEP5売却条件の交渉
不動産会社が買い手希望者とお客様との間に立ち、提示している物件の引き渡し日や希望購入価格、代金の支払い方法などの条件交渉を行います。
STEP6売買契約締結
売却条件で双方が納得できたら、売買契約を締結します。契約締結後は手付金を受け取り、不動産会社に仲介手数料の半額を支払います。なお、手付金は売却価格の5~10%程度です。
STEP7お引き渡し
売却価格の残額を受け取ったら、住宅ローンなどの残金の返済、抵当権の抹消を行います。これらの手続きと同時に物件の鍵の引き渡しを行い、売買契約はすべて完了です。なお、不動産売却によって売却益が発生した場合には、所得税などの税金がかかります。

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